【円だけで大丈夫?】資産分散の重要性【1ドル=150円時代来た】

投資の話

こんにちは、しょんです。
最近、youtubeでも話していますがドル高・円安が止まらないですね。

このタイミングであえて伝えたい事があります
米ドル資産を持ちましょう!(←今のタイミングで言うの怖い)

もうちょっと円高になるまで待って、、って人もいるかもしれませんが、円資産しかない人にはこの時期でも資産分散を勧めます。
これからは1ドル150円がニューノーマルになる可能性もあります。

為替は誰もが分からないからこそ、為替に関心を持っている”今この時”にドル資産を持つという事をしてみてはどうかなと思っています。

しょん
しょん

これは投資目的ではなく
資産分散でリスク低減を狙っているよ

為替リスクより怖い事、わかりますか?

結論を書いておきます。
為替リスクより怖い事は日本円だけを持っている事
円安とは、日本円の資産の価値下がる事

円の価値が低くなっているという事は、
外国の商品(ドルで支払う商品)を割高でしか購入できない状況で

そうすると、
今まで1000円だった商品が、1200円で販売されるようになります。

つまり、相対的に円の価値が下がっており、日本円の資産は目減りしています。
言い換えると、僕らの貰っている給与も年金もすべて価値が下がっているのです。

だからこそ、外国通貨を持っておくことが重要なのです。
円だけの人=リスク分散せず集中投資をしている
なのです。

そもそも為替ってなんだっけ?

超基本的ですが、為替とは何かを軽く説明します。

auじぶん銀行の為替の説明が分かりやすかったので
これを基に説明します。

auじぶん銀行HPから引用 [為替のきほん] (1)そもそも「為替」ってなに? | auじぶん銀行 (jibunbank.co.jp)

為替とはモノの交換レートです。
ここでは、日本円とドルの交換レートの事を書きます。

日本円が欲しい人が増えれば
日本円の価値は上がるので、以前より少ない日本円で1ドルと交換できます。
これが円高(日本円の価値の上昇)です。

逆に日本円が欲しい人が少なくなれば
日本円の価値は下がるので、以前よりたくさんの日本円と1ドルが交換できます。
これが円安(日本円の価値の下落)です。

つまり、日本円が欲しい人が増えるか、減るかで交換レート(為替レート)が変わるのです。

今は米国がインフレ退治に取り組んでおり、経済引き締めを目的として利上げを行っています。
一方、日本の金融緩和は継続していることから日米の金利差が拡大しています。

米国→ドルを持っていると金利がもらえる
  →しかもどんどん金利が上がっている(利上げ)
日本→日本円を持っていても金利はほぼ0円
  →当面金利を上げる意向はない(金融緩和)
結論:みんなドルが欲しい!

だからこそ、ドル高円安が続いており、1ドル=150円の時代が到来しました。
1ドル115円の時と比べて、日本円の価値は30%ほど下落しています

しょん
しょん

きつい話だよね

日本人が為替で損をするケースとは?

損をするケースは以下の通り
円安(日本円の価値が低い時)にドルに交換して運用を行い、
運用後のドル資産を円高(日本円の価値の高い時)に円に戻すケースです。

しょん
しょん

文字にするとわかりにくいなぁ。

具体的な数字でイメージしてみましょう。

1ドル150円の時に150万円をドルに交換します。(円安時)
150万円÷150円=10000ドルなります。

この10000ドルを米国株に運用して12000ドルに増やせたとします。

この資金を円に換えるときに
1ドル120円になっていた場合(円高時)
12000ドル×120円=144万円になります。

つまり、150万円を運用したのに144万円しか返ってこないのです。
この取引だけ見ていれば、損しています

直近は円安が加速しているので上記ケースになる可能性があるという恐怖感があると思います。
だからこそ、円高になるのを待ちたいという人も多いのではないでしょうか?

でも、この時、世の中の動きがどうなっているのか見て欲しいのです。
あなたにとって損をしていると言い切れるのか考えていきましょう。
次に説明します。

損するケースの時に、世の中はどうなっているのか

最初に結論だけ書いておきます。
損するケース(上記のケース)の時、円の価値が上昇しているのです。
大半の日本人の資産の大半が日本円である事を考えると、
円の価値が上昇している=(相対的に)資産が上昇している。

円の価値が高くなっているという事は、
外国の商品(ドルで支払う商品)を割安に購入できる状況です。
そうすると、
今まで1500円だった商品が、1000円で販売されるようになります。

安く商品を買えるという事は、生活が豊かになっているという事です。
(例えば、浮いたお金で別のものを買うことができるなど)

日本で働いている人の大半は日本円で給料・年金をもらっていると思いますし、
資産の大半も日本円だと思います。

上記の損するケースで、
自分の資産の一部が為替で損したとしても、日本円の価値が上昇して(円高になって)
給与などを日本円受取っている限り、相対的に生活は豊かになっているのです。

そして次に書くことが一番重要な事です。

日本資産が全資産な人へ

今の為替は1ドル=150円です。
30年以上ぶりの円安と言う事を考えると、ドル転することが怖いと思う気持ちは理解します。

ただ、あなたはギャンブルが好きな人なのですか?
万が一の医療保険や自動車保険など加入せずにリスクをとっている人ですか?

日本円が全資産という事は上記と同じ考えに近いと思っています。

為替はどう動くかわからない。
だからこそ、1ドル=80円、100円、150円、200円全部あり得る話だと思います。

しょん
しょん

さすがに、200円は言いすぎじゃ、、

分からないからこそ、資産の一部をドルにしておきましょうという話です。
ドルに替えてるだけで、米国株式を買わない選択肢は大いにありと思います。
抵抗があるのであれば、少額でもいいと思います。

色んな人と話していると、
日本円資産全振りの人ほど、リスクを嫌っている人が多い印象があります。
実際はその人たちほど高いリスク取っているという変な状態が今の常識と思いますので、その常識に1手を打つという意味でこの記事を書いてみました。

しょん
しょん

だからといって、
大手銀行で外貨預金はNGですよ!

大手銀行だと、手数料ぼられてますのでドル転の仕方は注意してください!
銀行の手数料のせいで、ドル資産への抵抗感が強まっていると思ってます。

今日はこんな感じで終わりたいと思います
それでは

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