こんにちは、しょんです。
今日はiDeCo(イデコ)のデメリットを考察します。
iDeCo(イデコ)は節税対策としてはかなり有益ですよね。
メリット・デメリットもざっくりわかっている人も多いと思います。
メリットは営業マンが沢山話してくれるとおもうので、
デメリットに焦点を当てて、書いていきたいと思います。

メリットとデメリットの天秤にかけて考えたいですね
早速ですが、書いていきます。
まず簡単に、制度とメリットを整理する
制度をざっくり説明します。
iDeCoとは、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の1つです。
厚生労働省Hpより引用
公的年金と異なり、加入は任意となります。
加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、
掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。
国民年金や厚生年金と組み合わせることで、
より豊かな老後生活を送るための一助となります。
年金のシステムを自分で作ろうという制度ですね。
自分でお金を拠出し、老後に年金として受取ために運用していきます。

それって制度使わずに、勝手にやればいいんじゃない?
本質を話すと、iDeCo(イデコ)という制度を使わずに、
自分で株式や債券に投資して、将来その資金を解約して現金にすることと意味合いは変わりません。
じゃあ、なぜiDeCo(イデコ)の制度を活用するかと言うと、
税制面に優遇があるからです。
簡単にメリットを書いておきます。
メリット
☑掛金の全額所得控除(所得税・住民税の優遇)
☑利息・運用益が非課税(運用中の優遇)
☑受取時の優遇(退職所得控除or公的年金控除の適用)
自分年金を作るにあたって、iDeCo(イデコ)を使えば税制面の優遇が受けられます。
だから、わざわざiDeCo(イデコ)の制度を利用するんですね。
デメリットを考えていく
ここからが本題です。
デメリットを上げていきましょう。
1.原則、60歳まで解約できない(超重要、そして要検討)
2.手数料負けすることがある(問題なし、金融機関・商品をしっかり調べればOK)
3.運用は自己責任(当たり前。リスクを把握して投資しよう)
1,2,3と簡単に書きました。
デメリットと言いつつ、2,3についてはデメリットではないと思います。
そもそも運用は自己責任でするものです。
iDeCo(イデコ)は自分年金を作る制度です。
自分年金の運用を他責に出来ると思いますか?

いや、出来ない。
話がそれてしまいますが、投資の勉強は絶対にした方が良いです。
少子高齢化社会に突入し、日本の豊かさは薄れてきていると思います。
自分のお金を守れるのは自分だけです。
現金で銀行に預けておくことで、相対的に価値が下がる可能性を理解していますか?
何もしないことがリスクでする事を理解していますか?
また、金融機関は一度決めると、変更手続きがかなりめんどくさいです。
だからこそ、iDeCo(イデコ)を使う金融機関はしっかりと調べましょう!

金融機関によって運用できる商品が違うから、重要だよ
そして、一番大事な点である
原則、60歳まで解約できないことについて書いていきますね。
60歳まで解約できないという事はどういう事かを考える
重要なポイント
☑資金が拘束される
※ライフプランシミュレーションをしっかり考える必要あり。
→特に若い人は注意をするべし!!
一番もったいないケースを話します。
結婚・出産・育児・車の購入・病気・ケガなど人生の節目でローンを組んだケースです。
(※住宅ローンは金利が低いので、置いておきます)
理由はローン金利が高いからです。
特に若い人にありがちですが、
”今の生活なら、毎月2万円掛けても生活は困らない”って考えで
自分の余力の全てをiDeCo(イデコ)に拠出する人がいます。
そういった人の生活環境が変わったときに、
iDeCo(イデコ)が重しになることがあるのです。
例えば、車の買い替えはローンで、
iDeCo(イデコ)に全力!とかはやめてくださいね。

iDeCo(イデコ)じゃなくて自分で投資をしていれば
いつでも解約できるからね。
結論
いつでも現金化できる資産を残しながら、余力でiDeCo(イデコ)をする。
若いうちにその余力が無ければ、iDeCo(イデコ)をやる必要はない。
まとめ
今日はiDeCo(イデコ)のデメリットについて考えました。
60歳まで解約できないというリスクを
どこまで真剣に考えるかが重要だと思います。
若いうちに、キャッシュフローがギリギリの状態で
iDeCo(イデコ)に加入することはお勧めできません。
色んな人生の節目を考えながら、iDeCo(イデコ)の利用是非を考えましょう。
ここまで見て頂き、ありがとうございます。
これからも更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは
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